「突然、夕刊フジの社員が14階の社長室に来るよう呼び出されたのです。前々から社内外で噂されてきましたが、とうとうこの日がやってきたのかと」
そこで近藤社長から「来年1月いっぱいで休刊する」との発表があったという。
「『インターネットが普及し出した2006年頃からずっと赤字で、厳しい経営が続いてきた』 『紙代がここ2年で40パーセントも急騰した』との話もありました」(同)
雇用は維持されるので「チャレンジャー精神を持って新しい部署で頑張ってほしい」との説明もあったが、「全く違う職種に割り振られるのではないかと不安を抱えている社員は多い。この数年ネット記事に力を入れるよう言われ、業務量が増えるなか頑張っていたところだったのでみんな落胆の色が隠せません」(同)
同紙が日本初の駅売りタブロイド紙として創刊したのは1969年のこと。75年には「日刊ゲンダイ」も加わり、「東京スポーツ」とあわせた夕刊紙3紙で長らく競ってきた。
「一面に載る鋭い政治批評には定評があった。90年代後半、野茂英雄が大リーグで活躍していた頃は試合結果をいち早く読みたいと飛ぶように売れ、発行部数が首都圏で100万部、関西圏で50万部を超えた。
2008年には、霞ヶ関の官僚たちの間で横行していた『タクシー居酒屋問題』をスクープして名をあげました」(他紙デスク)
だが、近年はインターネットに顧客を奪われ、部数が低迷していた。
「10年くらい前に大リストラして100人以上いた社員を50人くらいまで減らしたのですが、それだけでは追いつかなかったということです」(前出・産経社員)
ある業界関係者は「引き金となったのはトラック運送費の値上げではないか」と語る。
「トラック運転手の残業規制が強化された、いわゆる『物流の2024年問題』です」(関係者)
これが原因で実はライバル紙にとって、追い風どころかピンチになるというのだ。
「3紙は休刊日を同じ日に合わせ、新聞を運ぶ輸送費を”割り勘”にして糊口をしのいできた。夕刊フジが休刊となれば、3等分だった割り当て分が2等分になるわけで、業界内は上を下への大騒ぎです」(同)
厳しい台所事情が続く夕刊紙にあって、生き残りをかけてユニークな取り組みを続けているのが東スポだ。
ネットニュース部門を強化し、強みの競馬を活かしてサブスク事業を展開。そればかりか21年からは「東スポ餃子」「東スポからあげ」など、畑違いの食品販売事業も手がけるようになった。
「今年1月からは上野に『東スポ居酒屋・青ノ山』もオープン。東スポ餃子や東スポからあげをメニューとして出すだけでなく、東スポ主催のイベントスペースとして活用しています。もはや新聞社とは言えない業態になりつつあります(笑)」(東スポ関係者)
産経新聞社に休刊について問い合わせたが、「お答えすることはありません」(広報部)との回答だった。
デイリー新潮編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/36473604f1b3db70f64077de0c7642836cdac42a
https://www.dailyshincho.com/wp-content/uploads/2024/07/2407261639_1-714x433.jpg
引用元: ・【創刊から55年・夕刊フジが来年1月で休刊】産経新聞社員 「インターネットが普及し出した2006年頃からずっと赤字で、厳しい経営が続いてきた」
お前らなんて髪を捨てる決断をあっさりできたから、やっぱ格が違う
ハゲしく同意
可哀想に
安倍政権以降で一番煽り食らって購買辞めざるを得ない貧困層だったってバレちゃったよ
無視しない現実経営なだけだわ
早めに押し紙やめていたりするし
朝日みたいな不動産収入がないと言うのも
背景にはあるとは思うが
虎の子のサンケイビルはフジテレビに持っていかれたな
マスコミは全力でネットは悪ユーチューブは悪ってしていかないと
紙の媒体がニュースを提供してきたが、紙が無くなるとなると記事をつくるのが大変になるな
結局、伝えたい側が伝えたい内容を報告してるだけだしさ
要は広告にしかなってないんだ、記者クラブとか完全に0になった時に事件とかどう伝わる事になるのかはわからんなぁ
そのプライドのせいで結果があるのにw
20年前に悪魔の頭蓋骨の記事を見てからファンだったのに
わかりやすくてエンタメとして読んでた
河童の記事も見た記憶があるしな
NHKはなんとか存続しようとあれこれ考えているようだが
受信料を払えというNHKの考えには嫌がる人も多いので
今後の対策は解散を加速していくだろう
規模を小さくしてなんとかなる話でもない
なにかしらの大手が経営して費用を負担するしかないわけだがなあ
スポンサーに頼るとテレビや新聞は腐敗するしな
どの口でほざいているのかと
遅くとも10年前に紙媒体捨てていないとな