「日本で暮らしたい」川口で講演 スリランカ人男性訴え　入管施設3回収容「人間として扱われなかった」

　ナヴィーンさんは来日後に妻の会社員なおみさん（51）と知り合い、11年間の交際を経て16年に結婚した。だが入管は今も配偶者ビザを認めない。「理由として、2人の間に子どもがいないことをほのめかされた」という。3回の収容は「人間として扱われなかった」。今は仮放免として一時的に収容を解かれているが、うつ病に苦しむ。

　この日訴えたのは、収容施設の人権侵害の数々だ。「食事にはゴキブリや髪の毛が入っていた。男性職員は、収容された女性の着替えやトイレを監視カメラで見てニヤニヤしていた」。支援者の織田さんも「最初は信じられなかった。でも収容された複数の女性から『恥ずかしくて毛布をかぶって用を足した』と聞いて衝撃を受けた」と話した。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/354811

日本に一人で来るとかどう見ても出稼ぎ